あけましておめでとうございます
2023.01.01
何か作る気とかはまだありますので今年もよろしくお願いします。
2023.01.01 03:50 | 固定リンク | 未分類 | コメント (0)
MSX実機で高音質再生したい
2022.11.12
MSX実機の音なんて所詮ノイズまみれで・・・
と思っていましたが、にがさんが頑張ってくれてかなり高音質な音源カートリッジを作成されています。

f特が変わって高音が潰れなくなるだけとか、DSPでごまかすとかそういう話ではなく、できる限り低ノイズな加工されていない音が出ているかなと。



といわけで、
・似非SCCDisk(試作品)
実SCCチップ(2212P003)を流用して、できるだけ高音質化したものです。ついでにSCC付き似非Ramとして使えます。
そのうち作成キットが発売されるらしい?


・SoundeCoreSLOT EX(試作品)
PSG+OPLL搭載の拡張スロットです。拡張スロットの使い勝手は形の都合で微妙。
MI68で販売されました(過去形)
再販はありそうです。


・OPNA Sound Cartridge(試作品)
YM2608が載ってます。個人的にはMSXにOPNA載せても過去資産が使えるわけでもないしなあ、とも思ってます。
近々発売されるらしいです。


どれも過去MSX用の他の音源カートリッジと比べても高音質と思います。
Chiptune界隈で実機からの生録にこだわりがある人とかにはとてもよさそうです。
ぜひ良い環境で聞いてみてください。
2022.11.12 20:54 | 固定リンク | MSX | コメント (0)
HC-90/95の専用オプションの話
2022.06.05
VHDとかNAPLPSとか色々見えてきた

まずオプションとして発売されていたもの


ハードウェアの抜粋


NAPLPSボードは単体売りは無いみたいなので、やはりソフト同梱かなと。
ちゃんとIF-C9CもC9Dも両方載っていて何が違うのかというと、
IF-C9Cはインターラクティブ機能可
IF-C9Dはタッチパネル用RS-232C I/F付
となっている。
じゃあこのインターラクティブ機能ってなんなのよっていうと、
サンダーストームのVHDに

INTERACTIVE DISCって書いてるので、やっぱりゲームとかするにはIF-C9Cが必要。
どう考えてもRS-232CのレベルシフタよりDIL周辺のほうが高そうだけど、IF-C9Dのほうが値段高いらしい。

というわけで、じゃあIF-C9Dは何に使うのよっていう話になるけど、どうもそれ自体の調べはつかなかったものの、さらにその後継システムと思われるものが情報として残ってた。

情報管理っていう雑誌(?)の1992.02号に「東京都葛西臨海水族園の情報検索システム」ってのがあって、

というこれを見ただけでもなかなかにぶっ飛んでる図があった。
HC-90にLANって何・・・。
あと、明確には書かれていないけど、NAPLPS通信にもRS-232C使うから、NPLPS通信用のRS-232C端子と、RS-DV(RS-divider?)を経由してタッチパネルとか光ディスクプレーヤーを制御するためのRS-232Cの2系統が必要になる。

さらにツッコミどころはあって、

ハードディスク内蔵って何・・・・・・

ブロック図に書かれてるTQ-3200Fは動画対応光ディスクプレーヤーですが、さらっと先ほど書きましたが1992年の資料です。ビデオCDの規格ができたのが1993年です。
この文献に書かれてますが、レコーダはTQ-3100Fというものを使うようです。追記型らしいのでCD-RをベースにしたLDでしょうか。これもNational technical reportという雑誌(?)に詳細載っているようなので、国会図書館とかに問い合わせれば資料手に入るかも?
まあ、ここはMSXに直接関係ないのでそういうものなんだろうということにしておきます。

ここまでくるとそもそもこの文献のHC-90って想像してるものと別物なんじゃねーのって気がしますが、きちんと「ビクター製MSX2」って書いてあります。

動いてる様子はこんな感じらしいです。

たしかになんとなくMSXっぽい雰囲気はありますね。

で、ここまでVHDが一切出てこなかったですが、光ディスクプレーヤーがVHDに置き換わったとすると、VHD I/F(Dsub15)でVHDを制御して、VHD I/FのRS-232Cでタッチパネル制御、本体RS-232Cは何か別用途(ホストと通信とか)、必要であればNAPLPSも導入、というシステムが構築できるのは間違いないでしょう。

なので、こういったかなり特定用途向けのI/Fであろうことが想像できます。
2022.06.05 01:18 | 固定リンク | MSX | コメント (0)

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