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2011/7/30 13:29
さてデジタル放送の話題が続きますが。

アナログ放送が終わったので、デジタル放送を見る機会が増えました。
そして気付くのが、
「未だにNTSC解像度やコンポジット信号での編集が行われている物が非常に多い」
と言うことです。
ハイビジョン解像度があれば、クロスカラーやドット妨害がはっきり見えるのですぐ解りますね。

ええ、もちろん、古い映像ソースがそうなってるのは仕方有りません。
昔々の映像を持ち出してくると、白黒だったりフィルムだったりするようなものですから。
そこには文句有りません。

だがしかし、10年も前からデジタルハイビジョン化するということが決まっているにもかかわらず、
現在放送されている物にNTSC/コンポジットの映像が多数有るというのはどうでしょう。
10年前に作成した物ではありません。少なくとも、デジタルハイビジョン放送へ移行することが
決定した後に作成された映像ソースが、です。

個人には金銭的な負担をさせておきつつ、自分たち(コンテンツメーカー)は、
10年間という期間があったにもかかわらず、金がないから対応出来ない、という
そういう理由で今でもNTSCで映像ソースを作成しています。

そして、負担を強いられたはずの受信者側は、ハイビジョン放送であるにもかかわらず、
高解像度の恩恵さえ受けれない放送があるということです。


ひどい話ですよね。
少なくとも、コンテンツメーカー側が全て準備できてから完全移行をして欲しかったところです。

2011/7/24 8:23
さて、アナログテレビ放送が本日で終了します。


アナログテレビ放送というものは非常に優れ、将来性を見越した設計をしていました。

アナログテレビ放送は、1953年に開始され(もちろん白黒です)、
その後、カラー放送へと切り替わりました。もちろん、私が生まれる前の話です。
その後、クリアビジョン放送というものも開始され、一般的にその差はあまり知られていませんが、
ゴーストリダクション機能に対応しています。

また、音声面についても、モノラル放送から、ステレオ放送や音声多重放送などが行われるようになりました。

60年近くも昔に始まったアナログテレビ放送は、すべて下位互換性を保っており、
テレビ放送開始初期の白黒テレビでも受信することができます。
(ただし、UHF非対応のテレビではUHFは受信できませんが、VHFは可能です。)

つまり、60年前の白黒のテレビでさえ、今日まで、「単体で放送が見れなくなるような仕様変更」は
一切ありませんでした。

また、カラー放送はどうしても白黒テレビで受信するとカラー信号がノイズとなって写るのですが、
できる限りノイズとして見えないように工夫がされています。
もちろん、受信機側ではなく放送方式にそのような仕組みがあります。
この辺も規格をよく調べると非常によく考えられており、
今のデジタル化への移行途中によく見られた、「スーパー額縁」と言われるような、
「とりあえず古いテレビでも見れるからいいでしょ?文句無いでしょ?」みたいなやっつけ仕事とは違います。

そして今、その長い歴史が閉じようとしています。



さて、今日から本格的に始まる(と思ってる)デジタル放送は、あと60年下位互換性を保ったまま続けられるでしょうか。
予想としては、No、でしょう。

60年後というと、私はたぶん生きてないでしょう。
つまり、デジタル放送がアナログ放送と同程度の寿命を持つなら、放送方式が再び切り替わることを見ることは無いでしょう。
地上デジタル化は10年ほど前に決まりましたので、さらに放送方式が切り替わるなら、切り替わる十数年前には
何らかの話は聞こえてくるでしょう。せいぜい、それが聞けるかどうかくらいのところですね。


確かに、規格がころころ変わるのも考え物ですが、私としてはもっとまともな規格に直って欲しいと思います。
もしくは、電波での放送という文化が廃れる方が早いかもしれません。
どうなっていくのかはまだ未知数です。よい方向になることを願って見守って行くしかないでしょう。

2011/7/23 6:18
さてアナログ放送停波まであと1日です。

◆7月1日以降の“アナログ放送画面を通じた特別周知”について

リンク先は大御所、NHKの告知です。


記載の通り、放送の終了は24日正午で、停波は24日24時ですね。

本当に民放も含め「停波」するんですかね。
実は、「何故かきちんと同期信号が乗ってる砂嵐」が「放送」されてたりとかってことはないですよね?


まあ、アナログ放送(特にBS)が無くなるのは勿体ないです。
もしくは、アナログに完全に勝てるだけのデジタル電送技術が開発されて欲しい物ですね。
ああ、あと当然、ブラウン管以上の表示デバイスも。


ブラウン管が全てにおいて完璧なデバイスだとは言いませんよ。
ブラウン管のメリットは、単純に「色再現性」と「固定ピクセルではない」という2点だけでしょう。
FPDにはFPDのメリットはあります。FPDを全否定するようなことは言いません。
FPDが無ければ自分の部屋に50インチなんて導入できなかったですし、
(ブラウン管に比べれば)重量や設置場所においてFPDはかなりのメリットがあります。

ただ、今のFPDの色再現性はダメすぎるだろうと。で、それに拍車をかけるのがデジタル放送の低レート映像。


この先どうなるんでしょうね。

2011/7/22 18:48
サーバーメンテナンスのお知らせ。
http://www.netage.ne.jp/mente/000254.html


2011年7月28日(木) 16:00 〜 17:00で、web閲覧ができなくなるらしいですよ。

2011/7/20 19:07
イカタコウイルス作成者に実刑判決、データ改変は「器物損壊」〜東京地裁

はあ?


弁護側は「HDは物理的に壊されていない」などと主張したが、岡部裁判長はHDの本質的な機能として、
(1)保存データを随時読み出せる
(2)新たにデータを何度でも書き込める
の2点を指摘。「ウイルスの停止やファイル復元は一般利用者に容易とはいえず、いずれの機能も害された」として、器物損壊罪の成立を認定した。

いや、その2点まったく害されて無いと思いますが・・・・。

まだ、(プレインストール済みで完成品の形態として売られている)PCとしての機能を害した、とかならねえ。

2011/7/5 22:18
さて今月でアナログ放送が終わりですね。

リビングでデジタルハイビジョンブラウン管テレビは
このまま外付けチューナーで使おうぜと推し進めてたんですが、
この時期に来て壊れましたwww。


いや、直せば直りそうなんだけども・・・・。

がしかし、直すのもめんどいし外付けチューナーもめんどいという事で、
L42-XP05が導入されました。

本当はプラズマが良かったんだけどねえ。消費電力って液晶とプラズマって倍以上違うのね。


まあ配送の○マダ電機の人が設置までしていってくれたんですが、
とりあえず設置していって映したとたんに、家族とか、
「うわ汚ねぇ」とか「酷い絵」とかさんざん言いまくりました。配送の人いましたが。
まあ率直な感想ですよね。


そして(直るかもしれない)ハイビジョンブラウン管は回収されていきました。勿体ない・・・・。


まあこれで普段ブラウン管で放送を見ることはほぼ無くなると思われますが(というか稼働してるのPCモニターだけ)、
10年後くらいに今撮ってあるS-VHSをM150Sとかで見たら感動する位綺麗なんだろうなあ。
それまでにモニターとデッキとテープが無事に保存できていればですが。



しかし地デジ液晶を見て綺麗だと言ってる人はどういう目をしてるんだろう。
確かにNTSCに比べて解像度の高さは凄いけどなあ。


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