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2007/9/27 23:26




こいつもあと3日。


そして、もう、この機械は一生使われることは無いだろう。



今まで、確かに、時代の変化で使わなくなった機械はたくさんある。
βデッキ、DATデッキ、フィリップステープデッキ、レコードプレーヤーとか。
でも、こいつらは、もう一生使うことが無いとは言い切れない。

部屋を掃除してたら出てきた古いメディアとか、再生してみたくなることもあるだろう。



でも、このMUSEコンバーターは絶対に一生使わないと断言できる。
だって、放送されてないんだもの。自分で電波飛ばすわけにも行かないし。


地上アナログ放送が停波しても、アナログ地上波チューナーはきっと使うことはある。
だって、初代ファミコンができないじゃないか。
というわけではなく、RFモジュレーターを改造して、NTSC信号を無線で飛ばしたりすることは結構簡単にできる。

でも、さすがに衛星波を飛ばす訳にはいかないし。


こいつはもう、後は、部品になる運命しか無いな・・・・。








初めてハイビジョンLDを見たときは、その画質に本当に感動した。
こんな物が将来はお手軽に買えるようになるのかと思った。
あれは欲しいと思った。




だけど、結局、その時代は来なかった。

来たのは、解像度だけが上がった、質感もリアリティも乏しい圧縮画像の時代だった。



これから先、民生で、アナログハイビジョンを見た時と同じくらいの感動を受けることはあるだろうか・・・。

2007/9/21 0:11


ニューPSP買ったぜ!



すぐ売り切れるかなーと思ってたんだけども、意外と余ってる模様。
昼休みに会社からダッシュでヨドバシまで行ってくる必要なかったか・・・・。

2007/9/5 23:10
ちょっと前の事だけども、バリバリ最前線でCプログラマーをやっている本職の人と話す機会があったのですよ。
しかも、特定のアーキテクチャ依存しないでいろんな環境でプログラムも書いてて、ファームウェアとかも書ける人。
さらに、ハードウェアの方も理解出来る人。アセンブラも解るらしい。
というその話を少し。



int main(){
  int i;
  for (i=0;i<10;i++){
    printf("%x\n",i);
  }
}


普通の簡単なCのサンプルだね。
このくらいなら私だって書ける。
どんな入門書だってこんな様なサンプルは載ってる。
でも、この記述、アセンブラを常用してる私にはものすごい違和感があるんだよね。


今までアセンブラを使ってきた経験では、普通のプログラムではsignedで値を扱う方が少ない。
大体、signedってのはバグの原因になる、と。

たとえば、マリオが128機を超えると、一回死んだだけでゲームオーバーになるとか、
ファイルサイズが2ギガを超えると変な動作をするとか(マリオがCで組まれてるとは思わないけども)。

とりあえず、ウィンドウズアプリで良く見かける、2ギガ制限とかはsignedのせい。
ファイルサイズとかなんて絶対にマイナスなんてあり得ないのに、int宣言した変数を使うとこういうわけわからないバグが発生する。
というわけで、普通に使うときは、絶対にunsignedとして数値は扱う方が得策だと思う。
特に、絶対にマイナスがあり得ない物(ファイルサイズとかね)を扱うときなんて、不測の事態を避けるためにもunsignedとして定義するべき。


でも、なぜか、大抵のC言語の解説とかだと、「使う変数はとりあえずintで定義しておけ」っていうようなことが書いてあるのね。
これは、アセンブラが普通の私にとっては、かなり違和感のある定義だったんだけど・・・・。



なんと、その人の書いたソースは、大半の宣言がunsignedで定義してあった。
やっぱりそっちの方がCPUやハードウェア的には自然なんだということなんだろう。




その他にも、基礎的なことを徹底的に掘り下げて説明してもらってりとか。

int main(){
    printf("Hello\n");
}

たったこれだけのソースでも、Cコンパイラの構文解釈とコンパイルは非常に奥が深い。
さらっと書けないくらい奥が深い。

少なくとも、書籍とか入門書では滅多に見ないようなことで、
でも、アセンブラの知識がある私にとっては、非常に知りたい下層の解釈。




「C言語を組める」というわけではなく、まさに「C言語を完璧に理解してる」という感じ。
なんというか、「日本語を話せる」と「文法、構文を理解して正確な日本語を使える」くらいの違いはある。
前者でも困らないと言えば困らない、でも、後者の様な知識があれば、人前に出しても恥ずかしくないような文章を書けるし、
自分の意図していることをより的確に伝えることもできる。
さすが、プロだ。


うーん、こんな人が身近にいれば、もうちょっと、というか、かなり、C言語も覚えようという気になるかもしれない。
ちょっとCをいじり始めると、「たとえばアセンブラでこういう記述するときって、Cでどうやって書くの?」とか。
そういうのを調べるのは意外と難しい。


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