X箱分解記(ハード編2)

さて、なんかこう、突っ込み所が満載な機械なんで、記事が2つに別れてしまいました・・・。

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ページ書くのをサボってるだけかもしれませんが・・・。

これがマザーボードが外されたケースです。
実際には、矢印の部分にファンが付いていたんですけどね。
ファンは特にネジ止めなどがされている訳ではなく、矢印の部分のツメで固定されています。結構固いので外すのは大変。
まあ、あんまり外す必要もないんですけどね。
電源ユニットも大きいです・・・
PS2の電源ユニットもかなり大きいっていうイメージがありましたが、こっちはさらに大きい様な気がします。

本体手前にはコントローラー端子があります。左右に2個ずつ、合計4つのコントローラーをつなぐ事ができます。この写真は、そのコントローラー端子です。2個×2に別れて外れます。
端子本数は1ポートあたり5本。USBなのは間違い無いのですが、本数が違いますよね・・・
5V電源と3.3V電源などを供給しているのかもしれません。


こちらは、フロントパネルを外した状態です。フロントパネルには、電源、イジェクトスイッチ、アクセスランプが付いています。特にそれ以外の物が付いている様子はありません。また、アクセスランプ、イジェクトスイッチもマザーボードへと繋がっています。DVDドライブへの接続はありません。


それでは、一番の問題のマザーボードです。

これが、マザーボードです。
AT互換機のマザーボードに近いかどうかは微妙・・・ですよね。
構成としては似てるのですが、メモリスロットやPCI等が無いとなんとなくPCとは違うイメージもになるのでは無いでしょうか。

しかし、見たことある様なヒートシンクが・・・・


そして、この下にはもちろんあの良く見るペンティアム3が・・・・・

と、、言いたいのですが、これ、ソケット370用では無いですね。
BGAパッケージなんで、恐らくはノート用などの低電圧版でしょうか?私は見たことが無いので何とも言えませんが…
ちなみに、刻印は、
「7142A323 SL5SN」
「KC 733/128」
スペックは・・・・・公式発表で733MHzでしたっけ?
733/128っていうのはクロックでしょうか。128は・・・・?キャッシュかな。733のペン3のキャッシュって128K?
実は、私はこの辺のPC事情の事は詳しく無いんですよ・・・。

残念ながら、その隣の、ファンの付いているヒートシンクは、接着されているようで外せませんでした・・・。
無理に剥がそうとしてチップも一緒にくっついてきたりすると嫌ですし。
おそらくは、この下にGeFORCEが乗っているのでしょう。。。。て、GeForceなのか?結局。

そして、あとは、PCで言うところのチップセットに当たるのであろう、MCPX X3と書かれたチップが目立ちます。

上の全体写真だと、上下さかさまになってますが、左下の方にあるチップですね。
これがチップセットに当たるのかどうかは何とも言えませんが、マザーボードを見る限り、他には大きなチップはメモリだけなので、これなのでしょう。
IDEコントローラなども内蔵されている様です。
しかし、nVidiaってチップセットなんて作るんでしょうか・・・・
あとは大きい部品はメモリーでしょうか。
メモリー最大手(?)の、SUMSUNG製のK4D263238M−QC50が、表面に2個、裏面にも2個乗っています。
チップ一つあたり128Mbitなので、合計64Mバイトのメモリーが乗っていますね。そして、QC50のアクセス速度は、200MHzで動作(DDR時は400Mbps)で動作します。

そして、基板を見ると解りますが、メモリーに空きパターンがあります!!。
ここに同容量のメモリーが乗るとすると、初期設計段階では128M載せる予定だったのでしょうか。

それとも、、、、、将来的に128Mモデルが出て、アップグレードサービスが始まるとか。。。
なにせ、原型がPCですからね・・・
高速DVD搭載、大容量HDD搭載、メモリ増設の新モデルとかがでるのかもしれません。
あとは、、、、。
CPUがインテル系って事は、解析などは既存の環境でも結構楽でしょうね・・・。
とりあえず、内蔵HDDのバックアップが出来ない限り、手を出す気にはなれないのですが。
WindowsにHDDを接続しても、未フォーマットで認識されます。Winを使っての物理ドライブへのアクセス方法を私は知らないので、バックアップも出来ない。。。。
バックアップさえとれれば、色々とまだいじれるとは思うのですが。

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裕之  
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