X箱分解記(ハード編1)

マイクロソフトが何を考えてるんだか知らないが突然作ってきたゲーム機・・・・。
HDD、Pentium 3、nVidia製GPU搭載と、まるでAT互換機の技術をそのまま持ってきたような。。。。
しかし、でかいですね・・・・。邪魔ですね・・・・。重いですね・・・・。
しかも。。。。。
周りに他にだれも持ってる人居ないし。持ってるって噂も聞かないし。
誰が買うんだ?この機械(笑)。


しかし、一体、この中には何が入っているんでしょう。実はPCがそのまま入っているんじゃないか??と言うわけで、分解してみました。
とりあえず、本体裏はこんな感じです。
ネジは矢印の先の、シールの裏に2本、ゴム足の裏に4本あります。

ゴム足は一旦剥がすと、張り付きにくいので、写真のように端をめくるようにしてネジを抜くと良いでしょう。
シールに関してはどうしましょう・・・。剥がすか穴を開けるかしか無いでしょうね。シリアルのシールの裏にネジがあるので、一応剥がすのはまずいのかも・・・
しかし、これって正規修理の時はどうやっているんでしょう。ラベル再発行になるのかな?

写真だと解りにくいですが、外したネジはトルクスです。大きさはT-25。本体内部も殆どがトルクスなので、分解したい人はトルクスドライバーが必要です。使っている大きさは、T-25、T-10、T-15の3種類です。
あ、HDDとかを開けたい人は他のサイズも必要かも。まぁ、いきなりHDDを開けたりする人は居ないでしょうけどね。
この6本のネジを外すと、本体のトップカバーを外すことができます。やや固いですが、まっすぐ真上に持ち上げると外れます。

トップカバーを外すと、普通のPC用のHDDと、DVDドライブが出てきます。
HDDはごく普通の物ですが、DVDドライブは専用の物です。両方ともIDEで繋がっていますので、DVDドライブもPC用に近いものでしょう。
印のネジを外すと、HDDアッセンを外すことが出来ます。
電源コネクターやIDEケーブルも一緒に外しておきましょう。ちなみに、IDEケーブルはATA33仕様・・・・。

更に、ネジを2本外すと、DVDドライブも外すことが出来ます。

これが、本体から外した状態のドライブ類です。HDDはフレームにネジ止めされています。
DVDドライブは、フレームに爪で固定されています。

HDDは、普通のWestern DigitalのWD80EBが乗っています。容量は8Gでした。
HDDに貼ってあるシールは、シリアルかロットか何かでしょうか。手書きというのがまた何とも。。。

そしてこっちが、DVD、HDDを外した本体です。
この写真だと既に外してありますが、手前側にUSB-HUB(と、思われる)基板が別に付いています。


マザーボードにささってる状態だと、こんな感じですね。

そして、こちらが、その外したボードです。
この写真だと潰れていて解らないですが、USB−HUB基板の真ん中のICの型番は、「TUSB2046B」です。
これは、TIの4ポートUSB-HUB用のチップです。
下の黒いコネクタがマザーボードに繋がり、上の白いコネクタがコントローラー端子に接続されています。ちなみに、TIのページからデータシート(英語)がダウンロードできるので、興味ある方はそちらもどうぞ。

マザーボードは、T10のトルクスネジが11本で固定されています。
まず、マザーボードは突っ込み所が満載なので、とりあえず後に回しましょう(笑)。

ま、というところで、まずは一旦ここで終わり・・・

次回に続く・・・・予定

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裕之  
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