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2013/7/21 4:32
久々の日記ですね。


On-Lap 1502Iという液晶を買いました。

スペックから言うと、15.6インチフルHD10点マルチタッチです。

一応位置づけはUSB駆動可のモバイル液晶らしいですが、
USBから映像出す訳では無いです。普通にHDMIもしくはVGAで入力します。
USBはタッチパネルと電源用です。


基本的にフルHDなら23インチも大きさ要らないと思っているので、
15インチくらいが実用にはちょうど良さそうです。

vaio duoも使ってますが、11インチだと100%で使うとタッチの時にやや使いにくい感はあります。
が、せっかくの高解像度なので150%とかで使うのは無駄な気がします。

というわけで、据え置きタッチモニターとしてはほぼ希望通りの大きさですね。
色は・・・・、まあテキストベースの作業には十分でしょう。色合わせが必要な作業とかには期待するな。

5万円という値段もまあちょっと高い気もしますが、同じくフルHDの23インチタッチモニターもほぼ同じ値段なので、
なら小さい方が便利でしょう。


ところで、せっかく購入したんですが、アナログVGA入力もmicroHDMIと同じコネクタが付いていて、
専用ケーブルが必要です。
が、まだこのケーブルは未発売らしく、しかも入荷予定も無いとの事でした。つかえねーじゃん。

ということで、このケーブルを自作してみました。

用意する物
・microHDMI→HDMIケーブル(いわゆるスマホ用HDMIケーブル)
arkにて50センチ480円で購入。探した中で最安。
本当はmicro HDMIのコネクタ単品で欲しかったんだけども、そんなものは手に入りませんでした。
・D-SUB mini15ピンコネクタメス。
マルツで68円で購入。もしかしたら長いケーブルとオスコネクタで作った方が便利な人もいるかも。
・その他コネクタの蓋とか。

あとはちょん切って繋ぐだけ。以上。
で、終わると一番重要な情報がないので、ピンアサインですね。
まずはmicro HDMIの本物のピンアサイン。
http://www.asrd.co.jp/download/MX53CARRIERspecifications.pdf
ここを参考にしました。ちなみにこの図は液晶モニタのコネクタを正面から見た図です。
そして、(フル)HDMIの本物のピンアサイン。
http://www.cabling-ol.net/cabledirect/pdf/hdmi-pinass.pdf
これも本体のコネクタを正面から見た図です。つまり、microもフルも数え方、アサインは同じですね。

で、On-LAPではここになにがアサインされているかというと、
1 R 2  
3 (R?)-GND 4 G
5   6 (G?)-GND
7 B 8  
9 (B?)-GND 10 VSYNC
11   12 HSYNC
13   14  
15 SCL 16 SDA
17 GND 18  
19      

と、なっています。VGAコネクタのpinアサインは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/VGA%E7%AB%AF%E5%AD%90
とかでいくらでも情報があるのでそちらを参照。


というわけで作ってみたのがこんな感じ。

ちなみにHDMIケーブルを途中でちょん切ってDSUBコネクタを付けるだけですが、
micro側のコネクタのどのpinがどの線に繋がっているのを普通のテスターなどで調べるのは、
コネクタが小さいのでかなり困難です。
フルHDMIコネクタ側も5センチくらい残して線を切って、線とコネクタの対応はフルHDMIコネクタ側で
調べた方がやりやすいでしょう。フル側とmicro側は1:1結線です。




で、完成形はこんな感じ。

短いケーブルとオスDSUBで作ったので、もう一本VGAケーブルを使って、変換コネクタ的に使います。
この辺は使い勝手が良い方で作りましょう。




VGAで使ってみたのがこんな感じ。

きちんとDDCも認識できているようで、推奨解像度が1920x1080となっています。








で、ここまで作って、amazonで普通に純正ケーブルを買えることに気づきました。
が、作った方が圧倒的に安いですね。


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